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2011年5月 8日 (日)

時間を奪うゲーム機・ゲームソフト

 ゲームの市場はハードとソフトを合わせて5千億円近くあるそうだ。国民一人当たり年に4千円使っていることになる。さらに購買層の中心にある若い世代に絞り込めば相当な金額になるだろう。

 音楽や動画のソフトであれば、繰り返し聞くうちに飽きが来る。しかし、ゲームソフトは繰り返しによって熟練を促進するから動機づけの仕組みを内に持っているのである。加えて言えば、ゲームの前では学力の差も生活程度の差もない。極めて限定的な世界ではあるが、いわば平等な小世界なのである。

 しかし、そのメカニズムは膨大な時間の無駄を生みだす。この時間はプレーヤーにいささかの成長ももたらさないであろう。私が勝手に思うには、それは単に時間の剥奪による成長可能性の喪失にとどまらず、状況反射的な脳の使用によって理性的判断能力を阻害する。

 若者よ、もっと楽しく刺激的なことがあるだろう。空虚な小世界から出でよ。人間との接触、軋轢、あるいは共感に人間の生々しい生がある。

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