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2011年5月 5日 (木)

中谷美紀と深津絵里

 実力があり、近年注目を浴び続ける女優さん二人である。どちらの名前を先に書くか迷ったが、日本アカデミー賞で先に最優秀主演女優賞を受賞した中谷さんにした。

 深津さんは1973年1月生まれで38歳。中谷さんは3年後の1月生まれで35歳である。誕生日は1日違いである。デビューした時は同じく中谷さんが3年遅いのだが、なんと歌手でのスタートだった。ともにキャリアを積んでおり、数多くの受賞歴もあって、日本を代表する女優だと言ってもいいだろう。私の印象としては、その顔立ちもあって、中谷さんの方が少し派手な感じがする。

 深津さんは大分市出身で、身長156cm。1988年デビュー。主な出演作品は、「踊る大捜査線」「ザ・マジックアワー」「悪人」など。私は数多く映画を観る方ではないが、「マジックアワー」と「悪人」で彼女の演技を見ている。マジックアワーの演技は、映画の内容がシリアスなものでなかっただけに強印象ではなかったが、「悪人」の場合は強い感動をもたらして、素晴らしい演技だった。ありふれた女性のなかに強烈な「情」を表現している。この演技で、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞し、引き続き第34回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得した。2010年は彼女にとって華々しい活躍の年であった。

 一方の中谷さんは東村山市の出身で、身長は160cm。最初に書いたように1991年に歌手でデビュー。女優デビューは1993年であった。主な出演映画は、「壬生義士伝」「嫌われ松子の一生」「ゼロの焦点」など。最近封切られた「阪急電車」も注目されている。この中では「壬生義士伝」だけ観ているのだが、佐藤浩一との絡みは印象に残るいい演技だったと思う。

 両者ともに優秀な女優さんなので、いろいろなタイプの女性を演じ分けられるだろうが、私のイメージとしては、「愛されるけれども、大事にされない、薄幸の女」を演じると絶品のように思う。すなわち、情が濃すぎて、男としては長く一緒にいると息苦しくなるのである。ものすごく惹かれるのだけれども、妻にはしたくないタイプだ。勝手な言い草かもしれないが、これは女優さんに対しては褒め言葉ではないかと思う。妻にしたくなるような女性の役しか回ってこないのでは、女優としては物足りないということだ。

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