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2011年5月 8日 (日)

「岳」 小栗旬と長澤まさみ

 昨日封切られた、映画「岳」を観てきました。TOHOシネマズ梅田で、17時40分からの上映です。テレビで相当PRしていて封切り直後だから混雑しているかと思いましたが、ずいぶん空席が目立ちました。私は「阪急電車」の方を観たかったのですが、家族は「岳」がいいというので付き合いました。

 山を舞台にした映画は総じてストーリーがシンプルで、複雑な人間関係が出てきません。自然の前では人間はシンプルで、裸の人と人とのぶつかり合いになります。小栗旬の役柄は、その象徴的な存在でした。実に清々しい気持ちにさせてくれました。決してひとを責めないし、責められてもそれを受け入れてしまう。日々の生活で細かいことにこだわっている自分とは対照的で、観ている時間だけでも心が癒されます。

 長澤まさみもさわやかで好演だったと思いますが、あの細い体で高い冬山に登れるのか心配でした。他には佐々木蔵之介が出演していますが、いつもの佐々木蔵之介でした。まずまずです。

 いくつかのショートストーリーの組み合わせなので、ややこしい展開にならず、それでタイトルの「岳」を常に中心に置いて観ることができます。長澤まさみが演じている女性の成長も、救助活動やそのなかでの遭難者の死との直面を通じてもたらされるもので、人間社会の荒波にもまれてというようなややこしい話ではないので、観ている方も気が楽です。

 総じて、素直に楽しめる映画でした。

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