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2011年4月16日 (土)

就活の心得

 参考にならないかもしれないがいくつかアドバイスしたい。

1 素の自分をぶつけるしかない
 小細工が全く効かない世界ではないが、基本的には正味の自分を出していくしかない。そこまで努力してきたか、してこなかったか分からないが、今の自分がすべてである。もしも、どこも自分を買ってくれる企業がないのなら、市場で売れる人間には育っていなかったということなのだ。そのことをどう判断するか。不勉強の結果であるととらえ反省するのか、考え方が甘かったと反省するのか、ものごとを見る感覚にずれがあったことを自覚するのか、それとも徹底的に今の自分を肯定して企業社会と袂を分かつのか。最後の判断はかなり厳しい選択だ。それでうまくいくことは滅多にないことを知ろう。

2 反省しつつも、できるだけのことをやってみよう
 とはいえ、ギブアップしてはいけない。確率は低くても数を当たれば成果は上向く。たぶん上手くいくだろうと初めから企業を絞ってしまったとしたらそれは失敗だ。数は当たれるだけ当たったほうがよい。そのなかには自分と相性のよい採用担当者がいるかもしれないし、ひょっとしたら知り合いがいるかもしれない。

3 回答は素直に、ストレートに
 採用する側に立つと、質問したことにまっすぐ答えてほしいと思う。これは、日常の仕事の中でそうでない事例が多いからなおのこと気にかかるのである。質問と答えがずれることはよくあるのだ。「君は人の言うことを聞いているのか。」となる。
 人間は素直な方がよい。なんでもハイハイではない、ますは人の言うことを聞く姿勢である。積極的な方が認められると思って相手の発言を遮って話し始めたら、こういう人は即アウトだろう。素直な人が人が伸びるというのは、どんな世界でも定説である。

4 自分よりも周りを考えられる人に
 これは社会に出てからの課題になるかもしれない。自分の利益や出世を先に考えていけない。仕事は社会のためにするのだ。そのことを肝に銘じよう。自分は後でよい。人間とは第二義的存在である。自分を捨てられる人は強く、自分にこだわる人は弱い。
 社会のため、世のため人のためと毎日念じよう。お経のように念じよう。それだけやって、初めて少しは思えるようになる。それだけ難しいのだ。人間とは我欲の塊とよく言うが、そのことを知っているのと知らないのとでは大違いだ。知っていれば自戒できる。

 *「新卒採用」もまた労働市場のなかでの取引である。企業が必要とする労働力の範疇に入っていなければふるいにかけられる。企業社会には企業社会の「人間観」がある。そこから著しく逸脱した若者はリスクが大きい。ちょっと変わっていたり、劣った点があっても、ほかに見るべき要素があれば採ってみようと思う場合もあるが、例外的な判断だろう。大化けする可能性はあっても、バランスの悪い人間は概して使いにくい。
  注:企業社会が持っている「人間観」は正しいとは言い切れない。日本が発展するためには、この「人間観」が時代を先取りしたものでなければならない。しかしながら、現実には保守的な人間観があるのだから、仕事にありつくにはそれを考慮せざるをえないのだ。

 採用する側も人間である。相手の立場に立って、どんな人間が使いやすい人間か考えてみるとよいだろう。

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