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2011年4月23日 (土)

再び日本売りが始まった

  デフレ経済が長引き、経済の成長は期待できない。並行して国の借金が増え続け、個人の所得は減少し、資産も目減りしている。こういった一連の変化が、未来への展望を困難にし、少子化に拍車をかけている。

 3月11日の大地震が、この経済環境の悪化を加速させる恐れがある。被災地の惨状は、人々のマインドに大きな変化を起こしている。一つの例が、富裕層による資産の海外移転(海外逃亡)である。円で持っていたものを外貨に切り替えている。今後も安定的に経済発展が見込める国や資源を有している国の通貨は強く、金利も高い。そこへ退避するのである。円が売られれば、じりじりと円安に動くだろう。

 こういうことができるのは資産を持つ者である。持たない者には何もできない。文字通り海外に逃亡することもできない。ただただ、毎日一所懸命働くことだけだ。それが人間のノーマルな姿ではないか。

 裕福でなくてもよい、華美でなくてもよい、つつましい生活の中で、人生の節目節目で、家族や周辺の人々とともに、ささやかな喜びを感じられる社会を切望する。最低限の文化的な生活とはそういうものであろう。社会がどんな重荷を背負おうとも、それは断固として守り抜かねばならない。

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