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2011年4月 2日 (土)

言いたくはないが・・・

 ご多分にもれず、私の勤務先でも東日本大震災への義捐金を社員から募った。一番大事なのは、困っている人を助けたいという気持ちだが、できる限り多くの金額を集めて寄付することもまた重要である。

 職位が上の者からスタートしたのだが、役員や部長クラスはその役にふさわしい額というものがあり、あまり少ない金額では恥ずかしいからほぼ統一されている。しかし課長以下となると人によってかなりばらつきが出てくる。

 一人ひとりいくら出したかは定かではないが、部署別の金額は分かるのでおおよその想像はつく。そうすると、その中には管理職も入っているはずなのに著しく少ない部署がある。独断と偏見でものを言えば、その金額とお客様目線で仕事ができている度合いとの間には強い相関があるようだ。自分よりも人の立場でものを考えられる人は小遣いが残り少なくても思い切って出すだろう。あるいは奥さんに相談して追加をもらってでも出すだろう。街頭募金に毛の生えたような金額を出している人に器の小ささを感じてしまうのは失礼なことだろうか。

 一事が万事という言葉がある。ひとつの振る舞いを見れば、その人が他の場所、他のことでどう振舞っているかはおおよそ見当がつく。あまり金額の多寡に拘泥すると了見が狭いと言われるだろうが、人のために動ける人を社会は欲しているのであり、そういう人が増えてほしいし、せめて自分が勤めている会社の社員はそうあってほしいと願うのである。

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