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2011年4月15日 (金)

自業自得の意味(座右の銘として)

 自分に関わって起こっていることの原因は、客観的に見れば外的な力に因ることが多いと考えられる。人はさまざまな社会的関係のなかで生きており、その関係こそがその人そのもであると言うことができる。経済的循環のなかに組み入れられており、そのシステムに動かされている。各種の組織に所属しており、その制度や風土の枠組みに入り込んでいる。そして考えることは、その時代の観念の体系の内部にある。

 そう考えると、自分がたどってきた人生を根本的に左右してきたものは社会の実態の変化であって、自分自身の意思の及ぶところは極めて少ないと考えるのが妥当である。これがマクロ的なとらえ方である。 

  一方で、自分の「生き方」という次元になるとまた違う見方をしなければならなくなる。よりよく生きたいという意欲は基本的に誰にもあり、欲するところに向かって意識的な活動を行う。努力の程度によって人生はよくなったり悪くなったり一定の振れ幅を持つのである。大きな枠のなかではあるが、意思には自分を取り巻く諸関係を変える力がある。

 自分自身に対する戒めとして、「自業自得」という言葉を使いたい。一つの結果に対して原因はたくさん考えられるが、そのなかで自分の判断や行動における問題はなかったのかどうか。それを考える視点を常に持ち続けること。これが「自業自得」精神である。

 時として自分ばかりを責めることになりかねないが、自分の成長を信じていればこその覚悟だということもできるだろう。一種のプライドの反映とみることもできる。

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