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2011年2月12日 (土)

映画「あしたのジョー」を観る

 劇画を映画にするのは難しいね。原作の印象が強すぎる。ましてスポーツものはなおのこと難しいよ。

 劇画は動かないけれど、映像は流れてしまうからね。たとえば、力石が減量中に水分を求めて水道の蛇口に向かうが、針金で縛られていて愕然とする場面がある。ここはすごく印象的な場面で、漫画では強烈に記憶に残るが、映画だと通り過ぎてしまうんだ。
 スポーツものは本物とのレベル差が見え透いてしまいやすいので大変。しかし、かなり練習したと見えて、違和感を感じさせないレベルに仕上げていた。そこは立派と認めたい。

 一番目立ったのは、丹下段平役の香川照之だ。風貌といい、せりふといい劇画のイメージに近い雰囲気を出している。達者な役者である。それから、いいのが力石徹役の伊勢谷友介だ。絞り切った肉体と眼がいい。
 矢吹丈役の山下智久も悪くはないが、ジョーのイメージとは少し違うかなという感じ。まじめすぎるというか、ジョーにはふざけたイメージがある。

 土曜日の夜6時からの部だったが、、半分以上空席だった。思ったほど成功していないかも。

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