« 歴史を知り、歴史を取り戻す | トップページ | 自ら考え、自ら行動する »

2011年2月 1日 (火)

伴走者

 視力のない人がマラソン競技にチャレンジする場合には伴走の役割を果たす人が必要になる。短いロープを握り合って呼吸を合わしながら進んでいく。ロスを少なくするためには、走者の癖やその日の調子をつかんでいなければならない。また、そもそも競技者と同等以上の走力が前提となる。

 これはマラソン競技の話だが、人生も同じではなかろうか。よい家庭を築くには、よき伴侶が必要だ。お互いに良い要素を引き出すための伴走者でありたい。至らぬ点をあげつらって足の引っ張り合いをするのは悲劇である。
 人の成長には、前向きに応援してくれる人の存在が欠かせない。よい点を発見し、それを高く評価し、励まし続ける人。イチローにはチチローがいたし、彼の才能を評価できるコーチがいたし、監督がいた。成功者には大抵の場合そういう役割を担う存在が見られる。ただ、まれに落合にように孤独の中で自分の力を信じて戦わざるをえない選手がいる。もっとも落合には夫人という強力な支援者が現れるのだが。

 アスリートだけではない。あなたにも私にも、よいところを認め、さらに力を引き出してくれる人物が必要だ。いますか?いると明確に言える人は少ないでしょう。確かに家族は温かい。でも、本当に意識的に、かつ表現としては行きすぎかもしれないが戦略的に導いてくれる相手は少ない。現実には、自分からそういうことを要求はできないから、自分の現状をできるだけ情報公開して、相手がアドバイスしやすい状況をつくることである。

 黙っていては分かってくれないし、助けてもくれないのである。

« 歴史を知り、歴史を取り戻す | トップページ | 自ら考え、自ら行動する »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 歴史を知り、歴史を取り戻す | トップページ | 自ら考え、自ら行動する »