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2011年1月16日 (日)

1/11(じゅういちぶんのいち)中村たかとし

Jyuubunnnoichi

 会社の同僚Iさんの息子が漫画を描いている。月刊誌に何度か作品が掲載されたのだが、原稿料だけでは食べていけず今は親の家に戻って仕事をしている。

 昨日会社の新年会があったが、帰りにIさんに声をかけられた。ぜひ私に渡したいものがあると言ってカバンから本を取り出した。「息子が集英社から単行本を出したよ。」と言うのである。それが「1/11(じゅういちぶんのいち)」というタイトルの漫画本だった。これからは印税が入るので食べていけるようになるかもしれないと喜んでいた。

 親としては、漫画を続けて生活が成り立つのか心配だったに違いない。また経済的な面も含めて様々な援助も惜しまずやってきたに違いない。本人の努力の上に、周囲の人々の援助が加わり、このような結果が出た。皆喜ぶと同時にホッとしたことだろう。

 巻末のことばで、スタッフや両親への感謝の気持ちを表しているが、これは実感であろう。それにしても、この言葉で親はどれだけ報われるか計り知れないものがある。

 作品の内容も新鮮でよい。昔の漫画と違う点があり戸惑いもあるが、変わらないものもはっきりとある。

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