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2010年12月23日 (木)

ちょっと変わった考えかもしれない「遺産相続への意見」

 税制論議で、相続税の扱いは毎回話題になる。そこに私の考えもあるが、少し変わっているかもしれない。が、簡単に書いてみたい。

 遺産相続をなくしたらどうだろうか。すなわち、子に(子がなければ別の人になるが)相続するという制度をやめてしまうのである。相続はできない。親が稼いでためた財産は、本人が死んだら国や自治体やNGO組織などに寄付しなければならない。相手は遺言で指定できる。遺言がなければ国と自治体が一定の割合で受け取る。この考え方の基本は、自分の努力で稼いだものだけが自分の所有に値するというものだ。私はこの考え方を持っている。それ以上の理屈は持たない。

 いろいろ疑問が生じるだろう。

 ①そうなったら、人にとられるのがいやなので、死ぬまでに使おうとするのではないか・・・自分の財産だから好きに使ったらよい。そのことで消費が促進する。いつ死ぬか分からないので最低のものは残すだろうが、余分は使ってしまうだろう。
 ②生前贈与はどう扱うのか・・・不動産の相続は認めない。売却して、現金を贈与することは妨げない。売却時には相当の税を徴収する。これによっても消費は促進するだろう。現金で受け取った子は別に住宅を購入するかもしれない。あるいはリスクをおそれて賃貸に住むかもしれないが。
 ③借金の相続はどうするか・・・これも相続しない。かたっぽだけ対象にするのはおかしい。ややこしい問題はあるが、貸す側も担保をとったり保険をかけたりして防衛している。

 突拍子もない考えかもしれない。寄付された土地やマンションなどは国や自治体が持ち続けるのではなく、再び民間に売却する。だから国有化しようという話ではない。これで流動性が大きく高まるだろう。

 先祖代々伝わる家屋敷や田畑という考えや制度はなくなってしまう。それはそれで構わないと思うが、どうしても継承したいのであれば、親が国に売却して子が買い戻せばいいのである。そうすると結局相続税を払うことと同じになってしまうかもしれない。しかし、選択の一つとして残すのなら構わないと思う。
 

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