« 能面化する顔 | トップページ | 歳末の一光景 賑わう手帳売り場 »

2010年12月 5日 (日)

石川遼 日本人好みの天才ゴルファー

 ゴルフはやらないし、テレビ中継を観るのも年に数えるほどだ。今日はラグビーの早明戦に続いて日本シリーズを観た。注目点はもちろん賞金王争いで、上位三人、なかでも石川遼が想像を超えたプレーでどこまで追い上げるか興味があった。

 結果的には藤田寛之が、今日だけで9ストローク伸ばした谷口徹を一打差でかわして勝利した。これで金庚泰の賞金王が確定し、藤田が2位、石川が3位、池田が4位と決まった。

 いい試合を観れてよかった。何点か感動したことがあったので簡単にまとめておこう。

1 藤田と谷口の優勝争い。谷口の9アンダーは圧巻だった。ベテランでこれだけの爆発力を出すのは難しいと思う。藤田はプレーの姿勢が素晴らしい。しびれる場面でもしっかり打てるのは日ごろから一つひとつのプレーを大事にしているからだろう。また、インタビューでは、自分のプレーを見て明日から頑張ろうと思ってくれる人がいれば自分がゴルフをやっている意味があると語っていた。

2 金庚泰への賞賛。ゴルフを見ていて気持ちがいいのは、国の壁を越えての選手同士の付き合い方である。ギャラリーにはたまに外国人選手に失礼な言動があるが、選手にはない。フェアーであることはスポーツの基本原則である。

3 石川遼のプレーと発言に感心。最終ホールのバーディーは圧巻である。インタビューでは、今年課題としてきたロングアイアンでいいショットが出ていい締めくくりとなったと語った。さらにインタビューでは、今年お世話になった皆さんのことを考えながら後半プレーをしたと話した。こんなことが素直に言える人がどれだけいるだろうか。しかもこれだけの若さで。若い才能が少し背伸びをして見せるのも悪くはないが、天才的なプレーヤーにこういう謙虚な姿を見せられると、齢を重ねてもなかなか大人になりきれない中年男には堪らないのだ。遼君よ、私にそのエネルギーと感性の一部を分けてくれないか。

« 能面化する顔 | トップページ | 歳末の一光景 賑わう手帳売り場 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 能面化する顔 | トップページ | 歳末の一光景 賑わう手帳売り場 »