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2010年12月23日 (木)

akkiさんのコメントへの回答

 akkiさんへのコメントですが、長くなりますので記事として書かせてもらいます。

 高校1年生といえば、もっとも悩みの多い時期ですね。私も1年から2年にかけて悩みました。進路についてもまだ決めかねて迷います。

 最初に結論を言ってしまうと、あまり答えを急がない方がよいでしょう。3年生になってからでも間に合うと思います。今の時期に大切なのは、自分を取り巻いている世界についてたくさん勉強して選択肢を増やすことです。勉強というのは学校の勉強だけではありません。ただし学校の勉強は馬鹿にしちゃいけませんよ。毎日何時間も聴いているのだから、集中しているのといないのとでは結果に大きな差がでます。知識の量よりも聴きながら考える力が付くかつかないかが問題です。

 本を読んだり、テレビでニュースを見たり、外出して町を歩いたりして学ぶ。手っ取り早いのは読書です。その結果、世の中には、いろいろな人がいていろいろなことを考えていること、いろいろな仕事があること、いろいろな対立や争いがあること、美しいことも見にくいこともあることなどが分かってきます。そのうちに、共感や憤りが生まれるでしょう。それと職業とはすぐに結び付かないでしょうが、仕事を選ぶことの基礎は間違いなく築くことができます。

 そこで大事なのは進路を選ぶ時の基準です。いくつかあります。①一番好きなこと(好奇心)②一番得すること(利己心)③一番やらなければならないこと(使命感)④一番人に喜んでもらえること(奉仕と満足)などです。②は好ましくありません。自分本位で考えると、結果は自分のためにならないことが多いです。③は重荷になるから苦しい。それでも信念があるならやったらいいでしょう。理想は①では始まって④になるパターンで、一番幸せな生き方です。たとえば、好きで始めたスポーツでプロの選手になり、それが見る人を勇気づければ最高に幸せなことです。ここまで行かなくても、人の役にたつ仕事を選ぶことは難しいことではありません。逆に、人の役に立たない仕事はほとんどないと言ってよいでしょう。あるとすれば、それは犯罪か犯罪に近い行為です。

 そういうわけで、最終的には自分の納得いくものを選んでほしいです。自分のやりやいことと人の役に立つことが一致する仕事であればベストです。いつも実感できていなくてよいです。たまに役に立っているという感覚を得られたらそれで十分。それが生きていることの証になるのですから。

 話はもどります。本を読んでください。映画も見てください。テレビでニュースを見てください。町で生きている人を見てください。共感してください。憤ってください。やりたいこと、知りたいことがいっぱい出てきます。そこから進路が見えてきます。

 今からだったらなんでもできます。医者になって病気の人を助けることをできます。政治家になって社会の不正をただすこともできます。教師になって人を育てることもできます。実業家になって役に立つ商品を世に送ることができます。頑張ってください。

 最後に、私のブログに「灘高校合格者の半生」という8回シリーズの記事があります。ぜひ読んでください。またほかの記事も読んでください。

 勝手なことを言いましたが、これで終わります。

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