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2010年11月10日 (水)

紅葉の季節に思う

 今月の後半になると関西でも紅葉が鑑賞できる季節になる。私の居住地からだとやはり京都が見どころが多くてよい。自分が行ったなかでは東福寺がお薦めだし、府立植物園も広々としていて人も少ないからゆっくり楽しめる。他に嵐山などのエリアもあるが、京都はどこへいっても鑑賞スポットが豊富にある。            
 
 ところで、紅葉を見たいと思いだしたのは40歳を過ぎてからで、消極的にとらえれば老いの始まった表れとも言える。季節の移ろいから考えても、植物の生命のサイクルから考えても衰退期の美である。終末を前にした美しさと言ってもいいだろう。これも日本の美意識の一つには違いないが、これをもって日本を代表するものとしてしまうのは無理がある。
 社会にも人にも成長のエネルギーが必要だし、それを表現した文化にも勢いがあってほしい。紅葉よりも新緑が若いものには似合う。これから恐るべきスピードで高齢化が進むのだが、精神まで衰えてはいけない。新緑の季節には野に出て生命の息吹を感じ、成長を愛でるような習慣と週間ができればと思う。

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