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2010年11月 3日 (水)

東京6大学野球 早稲田が辛うじて秋のシーズンを征す

 早稲田大学が優勝決定戦で慶応大学を下し秋のシーズンを征した。まさかの連敗を喫した早稲田だが、決定戦では力を発揮して優勝をもぎ取った。しかし、試合終盤で詰めの甘さが出て冷や汗をかいた。考えようによってはすっきり勝つよりも記憶に残る一戦になったかもしれない。

 今日の先発は当然主戦の斎藤と竹内だった。投手の調子は微妙なもので、そこに大事な試合ともなればメンタルな要素も多く加わるので難しい。今日は経験豊富な斎藤が力を出し、7回まで安打を許さなかったが、8回に崩れた。私は今シーズンの投球を一度神宮で見たが、その時もよくなかった。制球力が生命線であるはずの投手が荒れてしまう。これは専門でないので分からないが、フォームのバランスの崩れかもしれない。外野からブルペンでの投球練習を見ていても捕手が手を伸ばして捕球する場面が多かった。また、これも遠くからではあるが以前に比べて上半身や尻のあたりが大きくなっている。それだけ筋力がついたとも言えるが、柔軟性を失くしている可能性もあるのではないかと思った。

 バタバタした試合だったが最後の回は大石が三者三振で締めくくって有終の美を飾った。それは学年が進むにつれて成長した大石とやや調子を落とした斎藤とを象徴するような終わり方だったかもしれない。今後彼らがプロでどのような活躍を見せるが分からないが、大学での成績だけで判断できないことは分かる。プロで通用するにはそれなりの要素がある。球種であったり、駆け引きであったりするのだろう。広島にいたルイスが大リーグで活躍したのは投球術を身に付けたからに違いないし、斎藤の先輩である和田があれだけの数字を残していることを考えると、速いだけでは勝負にならないことを示している。

 私が在学していた時のクリーンアップは時期のずれはあったものの揃ってプロに入団したが、通用したのは岡田だけだった。斎藤、大石、福井には揃って活躍してほしいものである。

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