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2010年11月14日 (日)

成長とモチベーション

 今週また上海へ出張に出る。中国の経済成長はなお続いており、アジア大会の開会式もそのエネルギーを感じさせる盛大なものであった。このような中身をもった成長は二度と日本において経験しえないものに違いない。

 毎回伝えているように、人の多さ、自動車の多さは圧巻である。そしてそこに民族性も加わ生まれる喧騒は、うるさくもあるが、同時に活気も感じさせる。地下鉄に乗ると若者が多く、日本と著しい対称をなす。20~24歳の世代が全土で1億人以上もいるというから上海でも目立つはずだ。そこから次第に若い世代が減少しているらしいが、それでも絶対数は日本と比較にならない。
 彼らは、抽象的な言い方になるが、よりよい生活を求めている。仕事の目的を尋ねるとお金のためだと明確な返事が返ってきた。それは万国共通の答えに違いないが、日本ではもっと違った答えが混じるはずだ。中国でも大学への進学率が高まり、その点ではもう日本と変わりはない。だから給与その他の要求水準も高くなる。しかし、いかに経済成長が著しいとはいえ、それらに答えられるだけのパイの大きさにはなっていないのだ。そこから格差問題とそれへの不満がもたらす政情不安が案じられている。

 不満もまたエネルギーの表れであると考えれば、力強さはなお健在であり、その勢いは訪問者に刺激を与える。私は訪問するたびに仕事へのやる気を高めて帰ってくる。上海はモチベーションの一つの源泉である。
 日本へ帰ってくるとあまりの町の静けさに驚くのだが、活気を取り戻す何かうまい方法はないものだろうか。まずは自分で元気を出すしかないのだが。

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