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2010年10月24日 (日)

雑誌編集者、ライターのSさん

 仕事で知り合ったSさんと金曜日の夜に飲みに行った。梅田駅の近くで待ち合わせて北新地へ。新地に来ることは滅多にない。わざわざ高い店に来ることはないし、接待したりされたりする機会は皆無といってよいからだ。高い店には料金に見合った価値がなければならない。新地という場所だけでいくらかの値段が付くことは分かる。それは新地で飲んだという満足感があり、その代償としての価値である。見栄の代償と言ってもよい。それ以外に、食べ物屋であれば材料の良さや料理人の腕の良さ、クラブやスナックであれば女性の質が付加される。

 Sさんは投資関係の雑誌の編集を行っている。ライターとしての経験が長く、週刊誌の経済記事なども書いてきたという。かつてはその原稿料だけでも相当な実入りがあったらしい。しかし昨今は雑誌の数も減り、仕事が減ったらしい。
 Sさんは最近取材で北京と大連を訪れており、上海に行っていた私と中国の話で盛り上がった。尖閣列島の問題を発端とする反日デモはSさんが帰国した翌日に発生している。微妙な時期であった。北京と上海で共通する面もあり、やや違う面もある。人の多さ、車の多さ、交通のマナー、地下鉄の乗客のマナー、貧富の差などは共通だ。Sさんは中国人の顔を見て日本人とほとんど見分けがつかないと言ったが、上海で感じたのは日本人とは違うという感覚だった。北と南で違うのか、Sさんと私の感じ方の違いだろうか。それから北京の人達の服装が地味だったというSさんに対して、上海の人達は日本と変わらなかったという点でも違いがあった。
 Sさんはべらんめえ調で、言いたいことをズバリ言うタイプ。私とは正反対だ。最初は違和感があったが最近は慣れた。よくしゃべるので、私は聞き役に回る。というか、どんな相手でも二人で行くと大抵は聞き役なのだ。なかでもSさんの場合は極端。スナックで女の子が私に質問しているのに、ことごとくSさんが答え話をさらってしまう。こんな相手は滅多にないが、聞き役は結構疲れるのだ。相手の主張が自分に近ければよいのだが、反対の場合だとストレスがたまる。いくらかは反論もするが、意見を戦わせるために飲みに来ているのではないから、ほどほどにしている。

 Sさんのいいところはポジティブに考えるところ。その点は、つきあって自分のプラスになる部分だ。暗い人と付き合うと暗い自分がさらに深まる。自分の持たない要素を持っている人と付き合うのがよい。

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