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2010年9月13日 (月)

中国の金持ち

 中国に住む金持ちは、本当の金持ちだ。日本の金持ちよりもずっとお金を持っている。

 中国の金持ちは、私の見てきた範囲でいうと固まって住んでいる。先日、上海の古北路地区を歩き回ってきたが、超高層の高級マンションが並んで建っている。ここには当然のことながら貧乏人は住んでいない。マンションに囲まれた広場にはステージがあって、催しに使われているらしい。噴水があって幼い子どもたちが遊んでいる。あるいは、おもちゃの電気自動車を自分で運転している幼児もいる。そのまわりには母親やおじいちゃん、おばあちゃんが見守っている。と、思ったのだが、あとで聞くと彼らの大半は子守りのために雇われた使用人らしいのだ。こういうことは日本に皆無ではないけれども、これだけ固まって存在するのは珍しいと思う。
 そこからしばらく足を運ぶと、マンションの一階に「Kids Art」と書かれた看板があった。扉の内側には幼児が描いたと思われる絵が貼りついている。ここは、子どもが対象の絵画教室だろう。中国の金持ちは・・・、金持ちだけではなく中産階級も教育にはお金をつぎ込む。それなりの年齢になったら、次は留学させるのである。私の部下として働いている中国人女性もそういう一例である。
 これに対して、まずしい層は極端に貧しい。先月のブログで書いたと思うが、冷房のない家に住んでいる人達が地下鉄の通路に座り込んでいたり、ショッピングセンターの通路にシートを敷いて子どもを寝かせていたりするのである。また福祉政策が遅れているので身障者が物乞いをしている様子も見られる。

 進んだものと遅れたもの、豊かなものと貧しいものが混在する社会である。

 

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