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2010年8月10日 (火)

上海の若者たち

 上海の地鉄(地下鉄)に乗ると若者が多いことに驚かされる。大阪の地下鉄に老人が多いのとは対照的である。夏になると女性は肌を曝した大胆な服装になる。またカップルでいちゃついている姿も多く目にする。日本でも同じような傾向があるが、日本以上だと言ってもよい。中国国内では、市場経済の進展にともなって若者の道徳意識の低下が問題視されているようだ。しかし、これはそういう風俗を含んだドラマが流され、コマーシャルフィルムが流された結果であって、市場経済と外国文化流入と背中合わせの現象なのである。
 中国の人達は開けっぴろげだ。若い女性でも平気で大あくびをしている。特段周りを気にしている様子はない。列に割り込みをしてくることなど日常茶飯事で、大阪のおばちゃんが全土にいるようなものだ。しかし、否定的なことばかりではない。若者でも老人に席を譲ろうという気持ちがある。これは儒教の伝統がまだ残っているからだろう。また困った時には手を貸してくれる。地下街である店を探していたのだが、少年二人が案内してくれた、けっきょく店は見つからなかったが、そういう親切心がある。
 若者にも貧富の差がある。上級の学校へ進むものもあれば、輪タクの運転手をしている少年もいる。暑い中大人二人乗せてもらったが料金は6元だ。稼ぎはしれている。いい若者がそんな仕事に付いていることがもったいなく思える。タクシーがあるのだから、いずれそういう仕事自体がなくなってしまうのだ。

 若者が多い社会には元気がある。日本との大きな違いだ。中国を見ていると、もっと子どもを生まなければいけないと思う。子育て支援は大事な政策だ。子どもを持っていることが生きていく上で不利にならない環境作りが必要だと思う。
 日本に帰ってきて思った。大阪の街はあまりにひっそりしていて、死んだようだと。

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