« 「ぴろき」という芸人 | トップページ | プロ野球選手考 »

2010年7月15日 (木)

産業の空洞化が進む

 先日、兵庫県の企業誘致を担当している方と面談した。次の工場を検討するときに兵庫県の工業団地を検討してくれというのだった。このまま成長を続ければ早晩新しい工場が必要になるので考えることになるが、市場の大きさから言えば関東方面の可能性が高い。
 話のなかで印象に残ったのは、昨年度の企業誘致件数は19件しかなかったのだが、それでも全国で一番だったという話だ。国内における工場建設の勢いは止まっている。今に始まったことではないが、工場が海外へと流れゆくのは構造的なものである。各県に原っぱになってしまった工業団地がいくつもある。和歌山県の担当者にも話を聞いたが、加太のコスモパークも空っぽらしい。巨額の投資にもかかわらず受け手なしでは、これまた赤字の積み増しである。日本全国そういう状態で、担当者が汗をかきかき歩き回ったところで解決しない。関西大手の家電メーカーに話をしたところ、下請けの企業をまとめて持って行ってくれるのなら考えてもよいと言われたそうだ。単独で行ってもメリットがないということなのだ。

 製造業にとっては厳しい時代である。設備投資が活発化するシナリオは考えうるのか。あるとしても緩やかな回復だけだろう。

 

« 「ぴろき」という芸人 | トップページ | プロ野球選手考 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「ぴろき」という芸人 | トップページ | プロ野球選手考 »