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2010年7月26日 (月)

プロにも上手い下手がある

 人間には能力の差がある。これは身体の大きさに個体差があるのと同じことである。皆一様ではない。
 芸術やスポーツの世界でも同じである。プロの世界は能力が一定の水準を超えた人達で成り立っている。一定の水準を超えた範囲でひとり一人の力はばらついている。また同じ人間であっても能力は常に同じように発揮できるわけでもない。その他の外的な条件や人の組み合わせ、本人の調子などで勝敗が動くのである。
 プロの歌手の歌を聞いていると、ひとり一人歌い方が違い個性を感じると同時に上手い下手もはっきりと感じる。そして、子どものころから流行歌には特に関心を持ってきただけに、上手い下手を聞きわける自信がある。
 ところで、最近クラシック音楽を聴き始めたところ、楽器の奏者にもそれぞれ弾き方に個性があり、上手い下手もあることが分かってきた。私は、歌の上手い下手よりも楽器の上手い下手は差が小さいと思い込んでいた。それは生の肉体から出す音は、楽器よりもストレートに出来不出来が表に出ると考えていたからである。このことが正しいか間違っているかは今もって分からないが、意外にも楽器の演奏は個人差が大きいことを感じている。最近主に聞いているのはピアノであり、ヴァイオリンも聞き始めた。ピアノの場合は技巧の問題があるし、別に体格の問題もあることが分かった。これは弾いてみれば分かることだろうが、体の小さい女性は特に弾くのが大変そうなのだ。低い音の鍵盤をたたく時など手だけではなく身も乗りださなくてはならない。また手の大きさも影響して、当然大きな手が有利である。
 上手い下手を聴き分けるには、同じ曲を聴き比べるとよく分かる。ピアノだったら、スクリャービンのエチュードなどを聴き比べる。バイオリンだったらツィゴイネルワイゼン。ギターだったらアルハンブラ宮殿の思い出である。バイオリンは人によって音色の違いを感じる。私は素人だけれどもそれだけ感じるのだから、専門家は微妙な違いもはっきりと聞きわけるのだろう。それでこそ批評のプロである。

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