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2010年6月16日 (水)

どんな世界でも成功するには努力が必要だ

 工場の食堂で弁当を食べていた。テレビには「笑っていいとも」が映っている。それを見ながらある人が言った。「こんなくだらないことをやって飯が食えるのだからいい身分だね。」何気なく口にした言葉であるが、同じような思いを抱く人は少なくないだろう。もっとも、そういう人はそもそもこの手の番組を見ないので、食堂で見ようという意志なく見てしまったから聞けた言葉である。この見解には当然賛否両論あるに違いない。私個人にも両方の思いが混在する。
 確かにやっているのは下らないことだ。ゲームをやったり、即興のコントをやったりで、だれが考えるのか知らないが面白い企画ではない。タレントがやっているから視聴者の注目を集めるであって、やっていることは素人がやっても結果に違いの出ないような中身だ。自分たちの持ちネタを披露するなら素人にはできない芸の世界が見えるのだが、そうではないから中身が空っぽになる。おおよそバラエティーにはこういう不満がつきまとう。不満ならば見なければいいのだが。
 そうは言うものの、一方で弁護したい気持ちもある。芸人はおそらく全国に何千人といるに違いない。そのなかで売れていて、芸だけで生活できる人はごく限られている。ましてやバラエティーでレギュラーをはるとなれば大変なことである。ここまで来るには相当な苦労があっただろうし、たまたま力ある人の目に留まったにしても、諦めずに続けていたからこそ起こった「たまたま」なのである。くだらないことで飯を食うにも相応の努力が必要だということなのだ。

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