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2010年5月27日 (木)

「早起き早寝」考

 子供の起床時刻が早くなり、就寝時刻も早くなったとの新聞記事があった。子供が早く起きるようになったのは、親が早く起きるようになったからだ。親が早く起きるようになったのは、勤め先に向かって家を出る時刻が早くなったからである。
 早く出社するのは、個々に見ていけばいろいろ理由はあるだろうが、大きな要素としてあるのは会社から残業時間の削減要求があることだろう。早く退社するためには仕事の段取りを上手くやればいいのだが、往々にして仕事の立ち上げを早める方向に動いてしまう。質より量に考えが向かうのである。
 これは歓迎できない傾向であるが、一方で自己研鑽の意味で早朝の時間を使おうという傾向もある。早起きして本や雑誌を読む、グループで勉強会を行うなど直接仕事には関係ないが間接的に仕事の力量アップに繋がる行動がある。これも、やらないと遅れをとるという脅迫観念に発する場合もあろうが、やっていること自体は悪いことではない。
 外山滋比古さんも書いているが、起きてしばらくの間は新たな発想を生み出すに適した時間帯らしい。外山さんの場合は徹底していて、昼寝を本格的に行って「朝」の時間帯を二度作り出すのだそうだ。サラリーマンには出来ないことだが、面白いやり方だし、そこまでやってしまうことに感心する。
 外圧ではなく、自らの意志で早起きして学びに時間を費やすことは意義深いことだ。休日など早起きすれば一日が長く使える。この効用は非常に大きい。体に疲れがあれば昼寝を少し入れるとよい。こういう生活を続けると、ご褒美のようにして何かいいことがあるに違いない。

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