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2010年5月24日 (月)

三国駅前 理容ワシントンにて

  阪急電鉄宝塚線三国駅前に理容ワシントンがある。十数年来私の散髪はここでお願いしている。料金は洗髪込みで現在2千円である。店主のおじさんはあまり口数は多くないが温厚な人柄で、馴染みやすい。数年前に、おそらく脳梗塞だろう病気でしばらく休み、その後リハビリしながら少しずつ仕事を続けている。
 理容料金といえば、高いところは今でも3千円以上する。かつては高いのが当たり前というサービス業だった。組合組織がしっかりしていて、値崩れがしていなかった。しかし、バブルがはじけた頃から散髪にそれだけの料金が払えないという空気が広まって、低料金の店が増え始めた。最近では調髪だけで千円というチェーン店化された店が目立つようになっている。
 では、このようなサービスの料金はどのようにして決まるのだろうか。基本的には時間で決まっているように思う。昔ながらに3千円以上とっている店では丁寧に時間をかけて仕上げる。きっちり計ったわけではないが、40~50分程度かけていると思う。2千円のワシントンは30分ぐらいだ。そして千円の格安の店は行ったことはないが、看板には10分と書いてある。結局、早く仕上げれば安くできるということだ。稼働率が問題だが、1時間で3~4千円程度の売り上げを確保しないと経営は成り立たないのだろう。機械化できない仕事だから生産性はすこぶる低い。短時間で済ませれば質は明らかに低下するが、客がそこまでの品質を求めず飽くまで低料金にこだわるから商売として成り立つのである。
 たしかに、毎月出ていく支出なので、安く済ませたいのは自然の流れであるが、丁寧に顔そりをしてもらうと気持ちがよく、気分もほぐれるのである。高いものにはそれなりのリターンがある。単純に安ければいいというものではないだろう。

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