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2010年4月29日 (木)

人を褒めれば幸せ気分に 

 褒めて育てよと言われる。最近特によく言われる。昔に比べて現在人は忍耐力が乏しくなり打たれ弱くなってしまったからであり、また褒めることの効用が実験等で立証されているからでもある。デール・カーネギーはその著書のなかで、褒めることには百利あって一害もないという趣旨のことを書いている。ただし、これには注釈が必要だろう。一般論として、褒めることの有効性は高く、それをためらう理由はないということであり、叱ってはいけないと言っているのではない。その点さえ押さえてけば素晴らしい教えである。功利主義的に考えれば、褒めることに資金は全く不要であるにも拘わらず、リターンは大きいということだ。

 さてここで言いたいのは、褒める側の問題である.。褒める効用は、褒める側にもあるのである。昨晩、仕事を終えパソコンを落とす前に3人の社員にメールを送った。D課長、N所長、K君である。いずれも褒める内容。D課長は仕事熱心だが、ややせっかちな性格があり、部下が付いて行きにくいタイプだった。それが、最近では自分から歩み寄るようになり部下の意見が聞けるようになった。その点を褒めた。N所長はなかなかのやり手であるが、最近は部下の育成でも成果を上げ出した。その点を褒めた。K君はおとなしい営業マンだったが、一枚殻を破って積極的な姿勢が見えるようになった。その点を褒めた。
 メールを打っているうちに、自分の気持ちが柔らかくなってきて、いい気分になった。褒めるということは、褒める側の人間性にも影響を与えるようだ。もちろんお世辞ではなく、褒める内容に正当な根拠がなければならない。そうでなければお互いの成長はない。また、褒め方というものがあるから注意しなければならない。タイミングを間違えると気の抜けたビールみたいになるだろう。褒めすぎると聞く方が引いてしまう。どの程度が適当かはその場で判断せざるをえない。さりげない、自然な感じがよいだろう。
 これまであまり意識しなかった、褒めることの効用を感じたので今日書いてみた。

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