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2010年4月25日 (日)

人は変われるという例 N君に続きK君も

 以前に滋賀の工場に勤めるN君について書いたことがあるように思う。彼は十数年前に、大阪の工業高校を卒業して私の勤める会社に就職した。今では大卒か院卒を採用するが、当時はまだ高卒が多数採られていた。その彼が数年前から急成長を遂げた。改善提案では社長の特別表彰を受けるし、風土改革ではMVP表彰も受けている。ビジネス書を中心に読書に励み、その量では私を上回っている。彼の成長には、同じ職場の先輩であるF君の存在が欠かせない。F君の熱心さがN君に乗り移ったと言えなくもない。うまく乗せられたという言い方もできる。いずれにしても素晴らしいことで、第二のN君が出そうな兆候もあり、組織改革がいい方向に循環している状況にある。
 さて、本題はK君である。彼は大阪で採用されたが勤務地は名古屋であり、営業職に就いている。確か採用の時に面接した記憶がある。駅伝で有名な工業高校の出身で、陸上部で長距離を走っていた。5千メートル15分台半ばの記録があるというから標準以上の実力があったわけだ。そういう経歴から言えば体育会系なのだが、非常におとなしくて営業向きではなかった。成績もまだ不十分で、将来を不安視されていた。
 そういうK君だったが、数日前に所長の話を聞くと最近成長が著しいという。自分から手を挙げて積極的に仕事に取り組み始めた。詳細は聞けていないが、あのKが・・・という驚きで捉えられているという。風土改革の取り組みがいい連鎖を示し始めていると言えるし、そういう成果を狙って策を講じているのだが、個々の事例について直接的には何が原因であって、また遠因には何があるのかということについては解明ができていない。
 人の変化、成長にはさまざまな例があり、その原因にも様々な要素が考えられる。身近な事例を見ていて感じることを少しだけ書いてみたい。まず本人の置かれた環境の変化が基本にある。結婚、出産、死別、昇格昇進など。こういう機会は一生に何度もあるのではない。それだけにこのチャンスを活かせるかどうかが大きな意味を持つ。H君は子どもが生れてから張り切りだしたし、S君は父親の死以降しっかりしてきた。
 しかし環境の変化だけでは説明ができない部分も多い。それだけならもっと多くの人に変化が現れるはずだ。次の要素は、周辺にどういう人がいるかだ。よき指導者があれば幸運だ。目標となる先輩や同僚がいれば一層よい。こういう人達から、日頃メッセージを受け続けていると変化の芽が少しずつ育っている。ここに対して環境の大きな変化が生れると、その芽が一気に成長して周辺の目にはっきり分かるほどになるのではないだろうか。
 そうすると、環境の変化は簡単に訪れるものではないのだから、周囲の人間にできるのは、メッセージを送る続けることしかないのではなかろうか。いつか変わってくれるだろうと、ひたすら祈りながら。

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