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2010年3月27日 (土)

庄司、山崎慎太郎、藪、巽、おまけで中後、鬼屋敷

 私は三重県の最南部の出身である。隣県和歌山の新宮市まで十数キロと近い。今は人口3万人余りの小さな町だが、かつては木材の集散地として栄えた。この地方は都市圏から距離があり、交通の便も悪いため経済的には孤立感が強いが、そのなかにあって新宮市は文化の先進性にその特長が見られる。その分野で言えば、大石誠之助がいるし、「鳩ぽっぽ」を作詞した東くめ、佐藤春夫、中上健二がいる。小さな町にしては、歴史に名を残す人物が多い。
 ところで、今日はそういう話題ではなく、野球の話だ。新宮高校出身のプロ野球選手は多く、中でも投手が活躍している。私の記憶にある選手名を上げると、庄司智久、山崎慎太郎、藪恵市、巽真吾となる。2年目の巽は未知数だが、他は超一流ではないが、それなりに活躍したと言ってよいだろう。庄司は巨人からロッテに移籍した後に一時期目立つ活躍をした。山崎慎太郎は10勝しても10敗するという投手で、目立った球はないのにそこそこ投げる面白い投手だった。藪は、私と同じ三重県内の町の出身だが、新宮高校に入学した。彼は山崎と違って球は素晴らしいものを持っていたが、なぜか後半になると打たれる傾向が強かった。加えて、所属する阪神の成績が低迷した時期だったので勝ち星には恵まれなかった。入団2年目など防御率は2.98だったが7勝13敗だった。大リーグに挑戦して7勝をあげたのは立派である。巽は進学した近畿大学で頭角を現し、ソフトバンクに1位指名された。今年が飛躍の年になるだろう。おまけで中後。新宮高校ではなく近大付属新宮高校出身で近大の投手。この選手もプロへ行くだろう。もうひとつおまけで、今年巨人軍に入団した鬼屋敷。新宮に近い三重県熊野市にある近大付属高専を3年で終えてプロに進んだ逸材である。
 過疎の地域で、これだけの選手を出しているのは、地域住民の野球に対する関心の高さと熱心な指導者の存在を忘れてはならないだろう。

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