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2010年3月 6日 (土)

勝間和代さんのこと 

 私は勝間和代のファンではないが、才能豊かな女性であることは間違いなかろう。三人のこどもを出産しても仕事を続け、今日の活躍に至っていることは、いわば専業ビジネスパーソンの私から見れば驚異的なことである。
 勝間さんは、おんな大前研一と呼ばれているらしい。その経歴と発言内容、出版物の多さなどから同類と判断されるのだろう。大前健一は勝ち組を目指す男性社会人に人気があり、勝間和代は同じく勝ち組を目指す女性に圧倒的な支持を得ている。ちなみに、勝間さんの熱烈なファンをカツマーと呼ぶらしい。私の周りにはカツマーらしき女性は見当たらないが。逆に勝間和代が嫌いだと発言した人は数名知っている。好き嫌いがはっきりしているようで、それは個性がはっきりしている証拠である。勝間さんにとっては、嫌いな人が相当数いたにしても、他方で強力に支持してくれる人が数十万~百万人規模でいてくれたら戦術の成功と評価するのだと思う。
 最近の著書に、「自分をデフレ化しない方法」がある。まだ読んでいないが、発売早々よく売れているようだ。タイトルの付け方は絶品だ。自分の社会的価値を落としたくない人にとっては無視できないタイトルだ。しかし、悪くとれば、読まなきゃ落ちるぞと脅迫しているようにも思える。そこが狙い目であろう。
 香山リカさんが、勝間和代を目指してはいけないと言っている。誰もが勝間和代と同じように生きられるわけはなく、幻想を振りまくことで、読者・ファンに余計なプレッシャーをかけてしまう作用も果たしている。香山さんの主張に賛同する部分もあるが、文字通りのカツマーはごく少数で、支持者の大半は参考にできればいい程度の緩い支持であろう。本気で勝間和代になろうとは思っていないはずだ。
 これからもこの活躍が続くかどうかは分からないが、気になる存在ではある。

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