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2010年3月21日 (日)

パソコンの弊害 手紙が書けない

 今日、学生時代にお世話になった方に手紙を書いた。その方は95歳の女性で、東京で戦後一貫して飲食店の経営を生業とし、4年前すなわち91歳まで続けたのある。学生時代はサークルの仲間と大勢で押し掛け、大騒ぎしてご迷惑をお掛けした。卒業してからも何度か訪ねたが、大阪に住んでいるとたびたびは難しく、4年前の閉店の集いにも参加できなかった。

 さて、便箋を出してきて書き始めたが、なかなかうまく書けない。書けないと言っても、文章が思い付かないのでもなく、漢字が思い出せないのでもない。手がうまく動かないのである。便箋は横書きなので、横に筆を運ぶが、字が整わない。考えてみれば、メモをとるときにはペンを使うが、きちんとした文章は専らパソコンで打つのである。商用ならば、パソコンで作成しても全く失礼なことはない。また多くは、メールで連絡をとってしまうので手紙という形式に向き合うことは稀である。
 考えてみると、こんなにパソコンに体が順応してしまっているのかと驚く。その分他のことは体が忘れているということだ。パソコン、インターネット、携帯電話が人間の能力に大きな影響を与えている。これがこの先何十年も続くと、脳の構造と身体の機能にある種の進化が起こり、後戻りできなくなるに違いない。

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