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2010年3月17日 (水)

靴の底の減り方から考えたこと

 交差点で信号待ちをしているときなどに、自分の前に立っている人の靴の底が目に入ることがある。特に意識していなくても、その形がいびつだったりすると思わず見つめてしまう。左側が特に減っていたり、その反対側だったり、あるいは右足は均等に練っていても左足の減り方に偏りがあったりする。こういう人は特別に例外というわけではなく、よく見かけるものである。
 人間の体は必ずしも左右にバランスが取れているのではなく、また動き方においてもアンバランスであることが多い。それは骨格の問題であったり、筋肉の強弱の問題であったりする。そういうアンバランスな状態で生活をしていると、自ずと重心がずれて負荷が一方に偏るようになるだろう。それが腰痛の原因になったりする。
 自然の世界に全くシンメトリーな形はない。不完全な形でばらついて存在している。確かに、完全に近ければ美しいし、完全に近ければ合理的な動きができる。しかし、普通の人間はアンバランスなのだ。見た目もそうだし、能力や性格においてもバランスの良い人間は滅多にいるものではない。なんらか不足があるのである。それでも、部分的にせよ、良い点、優れた点はある。それが組織にとって必要だったりするし、社会に役立ったりするのである。短所があまりにひどかったりすると良いところも相殺されてしまうが、そういう点は周りがしっかりしていれば次第に角が取れるようにして目立たなくなっていくものである。

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