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2010年1月 4日 (月)

新春の寄席中継

 正月恒例の寄席のテレビ中継を見る。NHKの生中継である。民放のお笑い番組は大半がスタジオ収録の録画番組であり、出演する芸人は今流行りの若手芸人ばかりである。それはそれで面白いが、今後何年も続くものではないだろうし、続いたにせよ、相当メンバーが入れ替わっているに違いない。彼らの話はあまりにネタに依存しており、次々にネタを入れ替えないと飽きられる運命にある。
 ところでNHKの寄席中継を一部だけ見たが、こういう時にしか見られないケーシー高峰や売れなくなったテツ&トモが出演していた。ケーシーは齢がいったせいか、しゃべりに切れ味がなく、ネタも今一つだった。また、あの毒舌が聞けると思ったが、期待外れだった。テツ&トモは相変わらず賑やかで、こういう芸はしょっちゅう見るには耐えないが、お正月にはもってこいである。いわば、平成の染之助・染太郎というところか。
 他では、爆笑問題の漫才を久しぶりに聞いた。政治ネタだったが、相変わらずの言いたい放題で、鳩山首相や民主党政権への批判がたくさん盛り込まれている。他愛のないものが多いが、献金の偽装問題などは視聴者にいくらか影響を与えうるものだ。政権に対して辛口であることは、お笑いの基本であり、それが守られていることはある意味健全である。これが、民主党万歳のような漫才が横行するようだと心配になるのだが。
 おまけで、桂歌丸について。色もの主体の新春寄席で、場が悪かったこともあるが、あまりいい出来ではなかった。本来の寄席で、時間をかけてじっくり噺をさせるともっと味が出るに違いないが、DVDやネットで圓生や馬生を好んで聴いている私には、芸に差があると感じてしまった。

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