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2010年1月30日 (土)

加藤周一氏の講演(東京大学にて)

 加藤氏は生前、九条の会で、改憲への動きを抑えるために活動しておられた。東京大学での講演もその活動の一環であったろう。憲法の精神と意義、改憲に向けた一連の動きとその危険性などを語っている。面白いのは、講演の演題にもなっている、学生と老人の連帯の主張である。日本人は概して集団への志向の強い国民であり、その言動が集団から強い拘束を受けているが、大学生はまだ企業や役所に入る手前にあり老人は定年で集団からの拘束を脱している。比較的自由に思考し、行動できる世代なので、ここが連帯すれば大きな勢力になりうるのではないかという提案であった。可能性はあると思う。しかし、条件があるとしても、改憲阻止に動くとは限らない。地道に連帯の場、ネットワークを作っていかなければならないだろう。

 ぜひ、講演の中身を聴いていただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=y_h1SI5x3VM&feature=related

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