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2010年1月15日 (金)

職場は人生の礎

 先日テレビで、「直葬」という死者の葬り方が増えてきたと報じていた。葬式をしないで直接火葬だけを行うのである。その背景にはいくつかの社会的な背景がある。その中のひとつは、人間同士の紐帯の喪失である。
 ある男性は57歳で孤独死し、辛うじて友人に発見され直葬で送られた。景気のよい時期は建設現場での仕事もたくさんあり、生活に十分な稼ぎもあったが、景気の悪化で働く場を失った。亡くなった時には、所持金は数百円だったそうだ。職場を失うということは、人との付きあいをなくすことである。友人があれば、あるいは仕事を通じて会話を交わす相手がいれば、困ったときに助けてもらえる可能性はある。
 最近つくづく思うのは、人間どういう職業を選び、どういう職場に勤めるかによって人生を左右されるということだ。私はたまたま良い職場に恵まれ、ギスギスした人間関係や待遇の悪さに忍従するという苦痛を味わうことなく生活を送れている。これはありがたい話だ。おかげて、こういった問題について考える余裕も残せるのである。恵まれた環境に感謝すると共に、それも今のような変化の激しい社会ではいつ無くなってしまうかもしれない危うさを知り、職場の維持発展に努めなければならない。また、同じ努めるのであれば、自分の仕事が社会の役に立つことを信じていたいものである。
 朝礼で、二十名ほどを前に、上記と同じ内容の話をしたが、どれだけ共感してもらえただろうか。

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