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2009年12月27日 (日)

幸福かどうかは・・・

 幸福かどうかを他人が決めることはできない。当人が決めるものである。周りが、あなたは不幸だと言い張っても、本人が「私は幸福です。」と言いきれば、そこでおしまいである。幸福に客観的な基準はない。あるのは人それぞれの幸福感だけである。
 一方で、豊かであるとか貧しいとかいう評価は一定の客観性をもって語ることができる。所得が平均より高いか低いかは統計データに基き明確に言うことができる。また、一般的な学力が高いか低いかもおおよそ評価できるだろう。周りの人間にできることは、その人がどのような状況に置かれているのかを教えることである。あなたは、同じ職業に就いて同じように働いている人に比べて何割も所得が低いという事実を伝えることができるだろう。そのことによって待遇改善の要求を持つようになるとか、転職を考えるとかの選択が起こりうる。もちろん、今のままでよいという選択もあるけれども、そういう対話はなくてはならないものだと思う。
 われわれは、他人の幸福には立ち入ることができないが、人の幸福感のもとになる生活の諸条件について関わることができるし、場合によっては、その改善にも寄与できる可能性がある。幸福感と生活の客観的諸条件とは強く結びついていることもまた事実であろう。

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