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2009年11月29日 (日)

するかしないか

 するかしないか迷うことがよくある。私は考え込む傾向が強く、とりわけ若いころは顕著であった。なぜ若いころに強くその傾向があったのか考えてみると、そのころは選択を迷う課題そのものが生活に根差したものではなくて、すぐに結論を出さなくても困りはしないという事情があったのだと思う。それが年を追って、家族の生活をどうするかを判断し、仕事では成果を出すための方策を検討するに至って、迷っていられなくなったのだと考えることができる。
 さて、ここからは一般論であるが、するかしないか迷った場合にどうすべきであるか考えたい。迷うと、性急に結論を出すよりも、とりあえず「しない」方を選ぶのが無難だと考えがちである。しかし、よく考えてみると、どちらかの選択が俎上に上る程度に事態が検討されているのであれば、「する」方がよいのではないだろうか。その段階に至っては、「する」リスクより「しない」リスクの方が大きいと思われる。結論は、迷ったならば、あるいは迷う程度にまで煮詰めたならば、実行せよと言いたいのだ。
 もちろん、あまり考えないで即断するのはよくない。失敗しないためには普段からよく考えていなければならない。考えられるタイプの人は、積極的に判断し、実践を重んじるべきだ。これは偏見かもしれないが、日本人は考えすぎて実行しない場合となにも考えないで行動してしまう場合と両極端に出てしまう。
 

 子どもたちが、どうしようかと迷っている姿を見ると、迷ったら「する」方を選べと言ってしまう。失敗する場合もあるだろうが、失敗もよい経験になると考えれば、「する」ことの効用は絶大である。

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