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2009年9月26日 (土)

比較の仕方 新聞記事より

  新聞を読んでいて違和感を感じる記事があった。このシルバーウィークの列車と高速道路の利用状況を報じる記事だった。
 そこでは、単に状況を伝えるだけではなく、ゴールデンウィークとの比較をしていた。初めての秋の大型連休ということで、その影響がどれだけのものかを知るためにゴールデンウィークと比べるのは的を射た見方だと言えよう。問題は、表現の仕方である。ゴールデンウィークに比べて高速道路の通行台数は何パーセント減った、逆に列車の利用客は何パーセント増えたという言い方をしている。多い少ないを語るのはよいが、増減は無意味ではないか。もともと違うものなのであるから、減った増えたという言い方はおかしい。
 このような書き方になるのは、同じだけ休みが続けば、国民は同じように行動するはずだという前提があるのではないか。しかし、実際は時期の違いなどから同列に論ずることはできない。比較するなら前年と比べるのが一般的だが、今回初めてのことなのでそれもできない。単純に多い少ないだけ書けばよかったのではないかと思う。細かい話だが、多数の目に触れる記事は特に注しなければならない。

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