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2009年9月20日 (日)

イチローの記録 9年連続200安打

 「9年連続で200安打以上」という記録を達成したイチロー。これまで誰も記録していない偉業であり、イチローの才能と努力によって生まれた実績として素直に讃えたいと思う。

 さて、この記録はどうして生まれたのであろうか。彼の才能と努力の賜物であるには違いないが、客観的に見て達成の要因、要素はどこにあるのだろうか。
 ① 試合数の多さ + 打順(トップバッター) これは打席数を多くする要因である。多く打席に立つことが、安打を増やす条件になる。これに加え、選手の体調管理が重要。休んでしまえば打席数は減る。
 ② ①に加え、積極打法がある。打数が増えないと安打も増えない。待ちのバッティングでは安打の絶対数が増えない。
 ③ 左バッター + 俊足 これで内野安打が増える。こういう安打もないと200本の大台には乗りにくい。

 これが基本になる要素であると考える。これ以外にもイチロー自身の特殊な才能をあげることも可能である。バットコントロールの巧みさスイングの速さ抜群の動体視力である。また、常に「ヒットをたくさん打つ」ということを打者としての目標にしてきたことも動機として強く働いている。野球選手として、非常にシンプルな目標であるが、これにこだわり続けていることがイチローの強さの秘密である。当然、ホームランをたくさん打ちたいという欲求を持っていればこんな記録は生まれていない。そうであれば、今の2倍以上のホームランの記録は残せただろう。イチローには長打力もある。しかし、それでは並みの選手で終わってしまう。自分の特性を自覚して、できることに集中した結果だが、人間にはいろいろ欲があって、なかなかできることではないのだ。

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