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2009年8月11日 (火)

静岡で地震 報道の仕方

 朝早く目が覚めてごそごそしていると部屋が揺れ始めた。数日前にも関東で地震があったので、またそちらの方面だろう、だから大揺れはしないだろうと思っていたら、その通りだった。8月になっても天気は芳しくなく、台風は来るし、今度の地震といい、夏休みの気分を殺がれる現象が続いている。

 揺れが収まるのが早いか、NHKのラジオをつける。こういう時のためにNHKはある。しかし、情報はすぐには入らず、津波警報が出ているので海岸には近付かないように繰り返し注意を呼びかけている。しばらくすると、いつものように被災地の役所に電話をつなぎ様子を聞いている。特に大きな被害はなさそうな報告だった。続いて、これも地方の場合によくあるのだが、ホテルのオーナーに電話を入れて状況を聞いた。前の東北の地震でもそうだったが(その時は女将が出ていた)こういう立場の人は、無事を強調する。全然平気ですとは言わないが、心配はないということを言いたいのである。今日から夏季休暇に入る企業が多い。いわゆるお盆休みで、宿泊客は多く、いつもより高い料金が取れる。こんな時にキャンセルが続いたのでははっきりと経営に影響が出るだろう。

 報道の面白さ(こういう言い方は誤解を招くが)は、聞く方の立場と答える方の立場のギャップである。放送局は被害の情報を早く伝えたい。そうすると、何かないか何かないかとせがんでいるように聞こえてしまう。逆に、先ほどのホテルのオーナーは、何もありません何もありませんと答える。そして、少し白けた空気を残して会話は終了する。これはNHKだからまだ地味だが、民放は派手だ。昨晩は、報道ステーションが串本まで行って、台風が近づく漁港の様子を伝えていた。串本まで出かけるのもご苦労なことだが、苦労なだけに余計に仰々しく伝えたいようだ。折角こんなところまで来たのに、台風の気配もしないのでは甲斐がないとなってしまう。風が強まってきました。湿気を含んだ重たい風です。接近を感じさせます。漁師の皆さんは心配げです。とまあ、こんな感じである。伝える側の意図、その場に立たされた記者やアナウンサーの心情などで伝え方が随分変わってしまうものなのである。

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