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2009年7月20日 (月)

社会発展の原動力

 自然の恵みと労働が結びつくことによって社会の発展が進みます。自然の恵みが前提にあって、そこに労働が加わって歴史がスタートしました。労働の始まりは、人類史の始まりであるとも言えるのです。

 私は、この「自然」と「労働」を自分の哲学の基礎に置きたいと思います。まだ十分に整理されていませんが、自然は原則として再生可能な範囲で加工されるべきであるし、化石燃料のように限りがあるものについては節約が重要だという考え方を持っています。労働については、単に生産のために必要な行為ととらえるのではなく、労働という行為が人間自身の成長の原動力であると考えます。もうひとつ、「資本」も発展の原動力だという考え方がありますが、資本や市場は、自然と労働を結びつける手段としてあるのでしょう。それが目的ではありません。だから、それに代わって機能する仕組みがあれば、交代もありうるのです。

 加えて大事なことは、生命(人間そのもの)の再生産が保障されることです。結婚し、子供を生み、育てられる条件がなければ人類に未来はありません。爆発的な人口増加は問題を引き起こしますが、人口の減少もまた未来を閉じることになります。生命の再生産は、同時に労働の質を問題にするでしょう。労働が人間を作るのであり、労働の成果が適切に消費されてこそ生命は再生産されます。どういう場所であれ、どういう場面であれ、「労働」が働き手に相応しい状態に置かれているか注目すべきです。その程度が、その国家の水準を示します。これは体制によらず普遍的に適用される尺度です。

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