« 思考の整理学 | トップページ | 22才の別れ 森昌子について »

2009年7月 5日 (日)

蝉が鳴いた

 今年初めて蝉が鳴くのを耳にした。私が住んでいるマンションの正面に、高い樹が集まるちょっとした林があって、例年夏になると蝉の大合唱が始まる。そのスタートが今日になるのだが、朝方少し聞こえたきり後が続かなかった。小手調べということだろうか。ある資料によれば、近畿地方での蝉の初鳴きは、ミンミンゼミは7月の初旬、クマゼミが7月の中旬となっている。とすれば、今朝の蝉はミンミンか?前の林の蝉はクマゼミばかりかと思っていたが何種類かあるのだろう。そういえば、アブラゼミが道に転がっているのを見たことがある。

 子供のころも、夏休みと言えば蝉というぐらい、家の周りで騒々しく鳴き続けていた。朝は蝉が目覚まし代わりだ。早朝から恐ろしく日差しがきつく、フラッシュをたき続けているほどの照度であった。そんな状態でも裸同然で外へ飛び出し、野球をしたり、川へ水遊びに出かけたりしたものだ。当然体は真っ黒になる。昨今は、紫外線が体に悪いとかいうが、当時はそんなことを言う人は誰もいなかった。ただし、農作業をするひとは麦わら帽子をかぶり、長そでのシャツを着ていた。そうしないと暑さで倒れてしまうからだ。農民は自然の怖さを知っている。趣味で家庭菜園を始めた人などは、夏場の熱中症に要注意である。

 話は逸れてしまったが、蝉の鳴き声は夏の風物詩のひとつである。夏の終わりにはツクツクボウシが鳴く。クマゼミに比べると控えめな声で、それが余計に夏の終わりを告げているように聞こえる。少し寂しい気持ちにさせられたものだが、同時に宿題を早くやれという叱責の声にも聞こえたのである。

« 思考の整理学 | トップページ | 22才の別れ 森昌子について »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 思考の整理学 | トップページ | 22才の別れ 森昌子について »