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2009年7月18日 (土)

勝ち癖 負け癖

 なにごとも手抜きはしない方がよかろう。できることは確実に実行しておくのがよい。生活の場面であれ、仕事の場面であれ同じことである。

 これは習慣の問題であるが、長く続くうちに、その人の「人格」言い換えると「思想」として定着してしまうのである。けじめのない人、行動の雑な人には、こういう問題への自覚がない。もう少し仕上げをきっちりやってくれたらなあ、と思うことがありませんか?報告書の作成と提出においては最後のチェックを怠る。終業時刻近くになってもだらだらと仕事をしている。納期はいつも少し遅れる。こういう人はどこにでも、ある割合でいるのだが、多くは癖のものであろう。脳細胞に異変が起きたわけでも、特殊な物質が分泌されたからでもない。心がけ次第で、変えることができる範囲の問題であると考える。

 スポーツを見ていると同じ事を感じる。プロ野球では、大量リードされると試合を投げる監督がいる。それを、負けると分かっている試合に戦力を注ぎ込むのは資源の無駄遣いだとして、合理的な判断と見る向きもあるが、間違いであろう。勝負とは、人間同士の競い合いである。常に挑んでいなければ力関係に影響する。相手に組み易しと思わせたら不利になる。気を抜いてしまうと、緊張感のない勝負になり、「勝負勘」が育たない。結果、成績にも悪い影響が出るのである。こういう流れが積み重なると、勝てなくなる。「負け癖」が付くのである。V9時代の読売は、負けていても相手のチームに、いつ追い付かれるか分からないという恐怖感を覚えさせた。これは、つねに攻撃の手を緩めず1点ずつ粘り強く取りに行く姿勢が実力以上の虚像を作り上げたからである。

 強いチームには「勝ち癖」がある。状況状況でやるべきことを知っており、その実践において手を抜かせない。その積み重ねが結果を招き寄せる。じりじり追い詰めれば、相手自ら崩れ落ちてくる。これは企業でも同じだ。理にかなった素晴らしい戦術であっても、その実践が中途半端であったら、結果がでない。徹底されないのは、戦略を実行部隊に理解させていないからである。勝てる企業とは、当たり前のことが滞りなく進む企業である。

 個人でも、力の出し惜しみをせず、最後の詰めをしっかりやって、けじめを付けるようにすれば、その成果は大きく違ってくる。一つひとつは勝負といえるものではないけれども、仕事にも、「勝ち癖」は必要である。

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