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2009年6月28日 (日)

本当にすごいやつ

 スポーツの世界に限るが、想像を超えたすごい結果を出すアスリートがいる。異なる種類の競技で選手を比較することは難しいが、二番手三番手の選手との力の開きや一つひとつのプレーの水準の高さによって判断することが可能である。

 本当にすごいと思うのは、プロゴルフのタイガーウッズである。これまでもニクラウスのように強い選手はいたが、ウッズのプレーは神がかり的である。素人目に見ても、ショットの正確性は抜群であり、そのことが時として驚く結果を招くことになる。ショットがよければ当然ピンに絡んでくる。そこまではプロであれば当然のプレーとして見られるレベルであるが、ウッズの場合はチップインしてしまったり、長いパットが入ってしまったりするのである。こういうプレーは、たとえプロの選手でもそうそう出るものではない。おそらく、推測ではあるが、精度が一定の域を超えると、こういう現象が起こりだすのである。仮にそれを黄金領域と呼ぼう。この黄金領域を持った選手が何十年に一度の天才と言われるプレイヤーなのだ。

 ゴルフ界では、ウッズには及ばないが、石川遼が天才の片りんを見せている。今日のミズノオープンで優勝した彼の16番にそのプレーが出た。連続OBでミドルホールを9打として首位に並ばれた彼だったが、16番でチップインイーグルで再度引き離し優勝を飾った。普通は並ばれたところで崩れるのであるが、そこからまた劇的なプレーがでることを考えると、やはり只者ではないということなのだ。

 他のスポーツでもそういう選手はあるだろう。私はサッカーには詳しくはないが、マラドーナは奇跡的なプレーをする選手だったと記憶している。バスケットの世界にはマイケル・ジョーダンがいた。プロ野球ではどうだろうか。大リーグの歴史には詳しくないが、ベーブ・ルースはすごかったのだろう。イチローはどうだろうか。すごいには違いないが、ぶっちぎりだろうか。現在絶好調で、私の限界説を吹き飛ばしているが、なお限界説を取り下げていない私の鼻を明かすなら、是非来期も「.350」を超えてほしい。3割そこそこに終われば、やはり人並みに衰える人なのである。

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