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2009年6月21日 (日)

プロレスラーの死 三沢光晴氏逝く

 馬場・猪木の時代以来プロレスへの興味を失っていたので、三沢というレスラーの名前ぐらいは知っていたものの、その経歴は知るところではなかった。二代目タイガーマスクと聞いて思い出した程度である。死後、多くの報道を目にして多くのプロレスファンに愛されていたレスラーであることを知った。

 以前、プロレスはプロボクシングほど危険なスポーツではないと書いた。事実、プロボクサーは、ある記録によれば、日本でもこれまでに40人以上死亡している。それに対しレスラーの試合中の死は今まで聞いたことがなかった。十分に鍛錬し、乱暴には見えても一定のルールは守られて試合が行われているので事故は少なく、年齢が進んでも試合が可能なところがプロレスの特徴であった。小川直也氏のコメントでは、やはりレスラーがリング上で死ぬなんて考えられない。社長業での疲れなど特別な事情があったと考えるのが妥当だろうと訴えている。

 小川氏の説も説得力を持っている。レスラー自体が体を使う仕事であり激務である。年がいけば疲労も蓄積するに違いない。そこに社長業が加われば、トレーニングの不足、試合後の休息の不足が加わって他のレスラーとは互角に戦えない事情が生じる。そこの事情が分かっているレスラーは多少の手加減をするかもしれないが、興業を進めている社長の立場は当然それを許さなかっただろう。そう考えてみると、社長レスラーゆえの悲劇と言えるのではないか。

 冥福を祈りたい。

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