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2009年6月13日 (土)

べッツィ&クリス 白い色は恋人の色

 北山修作詞、加藤和彦作曲で1970年に大ヒットした曲である。その時、私は小学校5年生から6年生にかけての時期で、よく歌謡番組で耳にしたので鮮明に記憶している。歌ったのはベッツィ&クリスという金髪の少女二人組であった。

 この曲のヒットは企画の勝利と言えるだろう。今でさえ、ジェロが注目を浴びるぐらいだから当時としては、西洋人が日本語で歌うことは非常に珍しいことだったのである。しかも高度成長で少しくたびれかけた日本人に対し、郷愁を誘う歌詞が魅力的であり、二人の澄んだ歌声はその詞によくマッチした。おそらく、日本人が歌っていたらこれだけのヒット曲にはなっていないだろう。生活感のない清らかさが、却って日本人の胸を打つことになったのだと思う。

 確か、ずいぶん時間が経過してから、おばさんになってしまったベッツィとクリスがテレビに出ていた。できるならば、そういう姿は見たくない。青春の思い出は、古いままの思い出にして残しておきたい。そういえば、太ったおばさんになった朱里エイコが踊りながら歌っている姿をなつメロ番組で見たことがあったが、あれば痛々しかった。他の出演者も高齢で、声も出ないし、昔の映像を流して懐かしむ企画に変更してほしいと思ったものだ。同じように、野球のマスターズリーグも選手を見て懐かしむことには意味があるが、プレーそのものは見られるものではない。

 また白い色は恋人の色を聞きながら寝ることにしよう。この歌がこれだけ記憶に残る歌になった理由を探しながら。

 

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