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2009年5月 9日 (土)

関関戦を初めて観戦

 甲子園球場で春の関関戦、すなわち関西学院大学対関西大学の野球の試合を観てきた。外野とアルプス席は閉鎖して、それ以外の席に観客を入れていた。応援団とチアリーダーの応援合戦があって学生野球らしい賑やかさがあってよかった。少し残念なのは学生の数が少なかったことだ。野球部関係者と応援団関係者を除くと本当に少なかった。これは過去に経験している早慶戦に比較しての話なのだが、それと同じとは言わないまでも学生の一割ぐらいは来てもいいのではないか。野球への興味がなくなったのか、大学への帰属意識が弱まったのか、関関戦そのものが早慶戦ほどは大きな行事ではないのか、理由がありそうだ。このへんの事情に詳しい方はコメントをいただけるとありがたい。

 もう30年も前のことだが、早慶戦はまとまった数の学生が見に行く行事だった。私はサークルの仲間と一緒だったが、年中行事で、一シーズン1回は行っていた。試合前は夜遅くまで、というよりは朝まで飲むものだから、疲れが出て連日はきついのだった。周辺のサークルも同じように行動していた。応援団の指揮に従い学生同士が肩を組んで校歌や応援歌を歌ったり、みんなで野次を飛ばしたり、一体となって動いていた。最近は見ていないので分からないが、そういう一体感は薄れつつあるかもしれない。振り返ると、早慶戦の伝統とは、ある種の優越感に支えられた部分があるだろう。お互いにライバル視すると同時に、共に私学の両雄としての仲間意識もあった。NHKでは必ず中継が入り、それは6大学のなかでも例外であり、優勝争いに全く関係がなくても挙行される特権的な扱いなのだった。この時間を広告料に換算したら億単位の金額になるだろう。知名度を上げ、学生を集めるには大いに役立っている。歴史があり、規模があり、名の知れた大学はますます大きくなる。お金を持っている人がますます財産を増やしていくのによく似ている。

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