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2009年4月27日 (月)

豚インフルエンザ

 鳥インフルエンザを警戒していたら、突然、豚が襲ってきた。一気に危機感が広まった形だが、その怖さについては専門家でも評価が分かれている。Aソ連型の亜種であることから、日本人には一定の抵抗力が備わっているとの見解もあった。実際どうなのかは時間の経過を待つしかない。

 (私の勤め先はインフルエンザの予防に使われる商品を製造販売しているので、急速な需要の高まりに備え原料を確保しなければならないという意見が出ている。たくさん売れたら儲かるという受け止めではなく、社会が必要とするものを供給する責任があるという受け止めである。一時的に売り上げが上がっても、あまりいいことはない。寒天の世界シェア80%を誇る伊那食品の社長が言っていた。寒天ブームで一気に増えた売上もブームが過ぎると吹き飛んでしまい、元のベースに戻ってしまった。少しずつでも着実に伸ばしていくことが大事だと。)

 豚インフルエンザに対しては科学的な知見を踏まえて、冷静に対応することが大事だ。しかし過剰反応がおきつつある。一部の外食チェーンではメキシコ産の豚肉を使用したメニューを販売中止にするという。熱を通せば安全であることは科学的に証明できるが、こういう措置をとることで、いたずらに危機意識をあおる作用が心配される。マスコミも冷静な報道に努めてほしい。なにかにつけ危険だ危険だと騒ぐ傾向がある。事故米を偽装転売した事件のときも、偽装した企業の刑事責任あるいは社会的責任は徹底的に追及すべきであるが、事故米の毒性自体は恐れるほどではなかった。そこは分けて考える分別が必要なのだ。

 今回の問題は、おそらく、うろたえるほどの危機ではないだろう。しかし、十分な備えはしておくべきだ。今後、同じような問題は何度となく繰り返される。その時のために訓練を始めるのだと思っておけば間違いはない。

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