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2009年3月15日 (日)

KGセミナーという塾に注目

 その塾の塾長のブログで知ったのだが、和歌山市にKGセミナーという名の塾がある。現役高校生と浪人生を教える進学塾である。塾長と講師の先生二人で教えているらしく、生徒も近隣の公立高校が中心で人数も多くはない。駿台、河合塾、代ゼミなど大手が目立つ予備校の世界では、目立たないローカルな存在である。和歌山には智弁学園和歌山高校という屈指の進学校があるが、そこの卒業生はこのゼミにはやってこない。

 ホームページにはいろいろな情報が載っているが、一番面白いのは塾長の日記である。そこには一人ひとりの生徒への目配りと愛情が感じられて、大きな資本の予備校にはない人間関係を垣間見ることができる。また、ホームページの冒頭に掲載されている、体に障害を持つ生徒を励まし励まされた経験を綴った文章には感動させられる。

 ローカルな塾で、東大や京大を狙うような生徒はいないが、和歌山県立医科大学をはじめ、関西の国公立、私大に実績を残している。しっかり指導し、本人のやる気を引き出せば、1年間で実力を大きく伸ばすことができるという実例である。もともと出来る子は、大手予備校の講義でも伸びるだろうが、力のない子は放ったらかしにされると伸びにくいだろう。そういった点では本人の現状をよく踏まえた上で、進むべき予備校を検討し、選択すべきである。名前にごまかされてはいけないと思う。また、ローカルな塾は生徒同士の結びつきが強く、上手く運べば連帯感を生み、相乗効果を生むことができる。

 改めて考えると、この塾が一定の成功を収めているのは、塾長と講師の先生の考え方がしっかりしていることが大きい。また、二人の先生ですべての教科を賄っているので、その実力も基盤となっている。改めて教育における指導者の重要性を感じた次第である。

http://www.kg-seminar.school-info.jp/

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