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2008年7月 6日 (日)

環境問題、エネルギー問題、食糧問題

 世界的規模で考えなければならない問題として環境問題、エネルギー問題、食糧問題の3つの問題がクローズアップされている。今や、3つの危機と表現する方が適切である。エネルギー問題と食糧問題は合わせて資源問題として扱われる場合もある。

 「危機」であるから、それへの対応は可及的速やかに行われなければならない。国家、市民社会(市場)、個人のレベルに至るまで変革が求められている。予算配分、制度の変更。省エネ対策、生産設備の更新、製品の仕様の見直し。ライフスタイルの変更。などである。

 いろいろやるべきことはあるが、ひとまず国家レベルでは政治家と官僚に役割を果たしてもらわねばならない。とはいえ、その自己保身的本質から考えて、抜本的な改革の発想を期待するのは難しかろう。市場レベルでいえば、企業が環境配慮製品をスピーディーに提供していく必要がある。いい意味で先を競うことが大事である。個人レベルでは、生活の仕方や物の購入の仕方を変える必要がある。今まではたくさん物を買い、消費することが豊かさの基準であったが、自分のよしとするライフスタイルに合わせて物を買い、消費するという合理的精神が求められる。それは、「耐乏生活」というようなストイックなものではなく、新しいスタイルの創造というポジティブな活動としてとらえなければならない。

 以上のことはいち早く行わなければならない。基本的に日本人は危機意識に乏しい。それは決して日本人が劣っているということではなく、歴史的な背景があると思うが、今やそういう論議をしている場合ではなく、「いざ」という時のために備えをしておくべきであるということだ。パン食の機会を減らし、米を食べるようにすべきだろうし、一汁一菜は行き過ぎにしても過剰なカロリー摂取は改めよう。このことにより、食品メーカーは影響を受けるに違いないが、それに限らず、生活の見直しによって様々な分野の負の影響が出るだろうから、国民が広く等しく背負うべきではないか。

 世界の変化に対応して、未来の日本がどうあるべきかを個人レベルで考えなければならない。政治家や官僚には考える能力も意思もないから(変えれば既得権を失うのであるから)変革の主体はもう一度個人レベルから再構築されなければならないのである。

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