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2008年1月 4日 (金)

厳しい状況が続く一年

 内需が上向く根拠は全くなく、相変わらず米国と中国圏への輸出という外需依存が続く。しかも米国はサブプライムショックでしばらく腰折れ状態で、中国にも不確実性がある。

 株が急落した。これは原油高と円高、それに米国の株安が加わって日本経済への悲観論が強まったためといわれている。しかし、そもそもバブル期以降日本は世界から見捨てられているのだ。前も書いたかもしれないが、これは政治の無策である。バブル以降政府は数百兆円の国債を発行して「景気回復」のために投じたが、それで一体何ができたのか。体力を衰弱させた銀行や建設会社の救済のため、あるいは存在価値のない政府の外郭団体に仕事を与え続けるために大盤振る舞いしたのである。同じ金を使うにしても、日本の経済力が着く、優秀な人材が育つ用途であるならば有効な投資と考えられるが、実際は全く将来につながらない金の使い方だったのだ。

 このように政策に将来のビジョンは全くない。自民党の派閥や財界や自治体等の要求に対して、どこにもいい顔をして、調整しているだけであって、こういう国にするのだという展望に基づいて退けるものは退ける覚悟はどこにもない。

 日本はかなり前から見捨てられている。期待しない国にどこも甘い顔はしない。かつて大金持ちとみられていた時代はちやほやされたものだ。今や、後進国は中国を見ている。金を持っているからだ。

 このままでは内需は衰弱し、ということは国民が疲弊し、外国から稼いでこれる企業だけが儲かり、限られた労働者だけが潤う。そんな時代がここしばらくは続くのである。未来はあまりに暗い。

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