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2007年10月28日 (日)

格差社会論

 ゼミでの報告内容。「格差」とは第一義的には所得の格差である。ジニ係数の推移から見ても格差は広がっている。しかし所得格差は前からあった。企業間格差。産業間格差。地域間格差。市場経済のなかで必然的に発生する格差である。

 今問題になっているのは、雇用形態の差による格差である。非正規雇用が急激に増えていまや全雇用者の3分の1が非正規である。これはバブル経済崩壊後の構造調整の結果生じた。さらに問題なのは、一旦非正規に転落すると正規には容易には這いあがれないことである。

 階層の固定化は意欲の喪失を生む。「希望」格差社会論を生んだ背景である。就職にあぶれた大量の若者たちをどうやって掬いあげるか。この先は長いのであるから、結婚し子供をもうけるだけの所得が確保できる雇用をどうやって創出するか。国家的課題である。少子化も、将来の労働力不足とも強く関係する課題なのである。

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